連盟からの回答はコーチ罷免の再通知

日本知的障がい者卓球連盟の山口会長名で、5月21日に、下記のような通知書が我が家に届いた。

仲裁判断(JSAA-AP-2020-003/下記参照)にもかかわらず、仲裁判断の2「コーチとして任命しないという決定を取り消す」という決定をまったく無視した通知である。「指導」の処分を取り消して、そのかわり連盟のコーチとして2020年も2021年も任命しない、という理事会による私への処置となった。仲裁判断が下されたのが4月23日金曜日であるから、当連盟は土日をはさんだ3日後の4月26日月曜日という電撃の速さで、理事会を招集して、私に対する処分を決定したということになる。これは仲裁判断が日本スポーツ仲裁機構のウェブサイトに掲載された4月27日火曜日の前日である。この短い時間に、全理事に20ページに及ぶ仲裁判断が配布され、全理事がその内容を熟知する機会が実際に与えられたのだろうか?この通知書は5月20日付けとなっており、肝心の私に対して1ヶ月後に通知するような悠長なことをするのであれば、4月26日というこの仲裁判断が公開されるよりも先に理事会を開いた理由を知りたいと思うのは当然のことだろう。5月21日に届けられた下記の通知書には、まったく何の理由も説明も示されていない。あまりに一方的で重い罰的な内容である。スポーツ仲裁の判断はいったい何のためにあるのだろう。コンプライアンス委員会、日本スポーツ振興センターの第三者委員会で、暴行行為と言われ、日本スポーツ仲裁機構の最終判断でやっと全面勝訴して潔白を証明した、この苦悩の1年半は何だったのだろうか。