日: 2021-07-10

東京卓球前期リーグ戦、2勝1敗(2位)で3部残留

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久しぶりの大会。小平市総合体育館。

3部はベテランチームと若者チームが混じり合う味のある戦いが見られる。若い女子選手のチームも男性チームに負けじと参戦していた。老いも若いも一緒のチームは少ない。シニアで50代や60代で活躍するチームが3部の若者に挑んでいる構図。私の九十九チームも平均年齢が60歳でここでは明らかに高齢者グループである。

戦績は鈴木さんと初めて組んだダブルスで、上位の若者チームに対して、痛恨の2敗を喫してしまい、東雄クラブには2-3で敗れてしまい、1位になって2部昇格の希望を絶たれてしまった。ダブルスでは私はいいサーブが出せず、レシーブも平凡なため、どうしても入れ込みになって、若者の球威に負けてしまう。ダブルス練習は全くしていないわけだから、勝ちきるだけの力をつけていないのも確か。嘆き文句を並べる資格はないのだ。これも修羅場をもっとくぐる必要がありそう。

シングルスは3番目。一点でも多く取るために相手のエースとの対戦が多くなり、どちらも絶対に負けられない戦いである。ピンピンダッシュの相手は左ペンのXu Xin選手を目指しているというスケールの大きいフォアドライブが得意な選手。一発が矢の速さと広角打法で手も出せない。ロングサーブを回りこまれて、目の覚めるドライブを決められ、戦術を変更。差先週から練習し始めた美誠ちゃんサーブ:ミドルからの縦斬りサーブをサウスポーのバック前に出す。このサーブが予想外にムチャクチャに効いて、ここからサーブで2本取り続けて逆転で1ゲームを取れた。2ゲーム目は流石に同じサーブを払われて、またも苦しい展開。相手の攻撃ミスに助けられて挽回し、その後は相手のバック側にボールを集めて逆転で勝つことができた。とにかく打ち合いではかつ見込みはなかった。チームは3-1の勝利。

東雄クラブとは私が負ければチームも負けるという試合。ダブルスの競り合いで負けた分をシングルスでせめて取戻すため必死の試合となった。1ゲーム目は予想以上に相手の百瀬選手の連続攻撃が正確で、無論私よりも威力はあるし、特にフォア側に来たボールに対しては、百発百中の感じで何でもカウンタードライブを決められた。ほんとに私のドライブ攻撃はいいカモにされている。2ゲーム目からはすべてのボールをバック側に打ち返すこととする。一進一退で9-9.ここでレシーブのときフォアドライブをバッククロスへ送り、これを相手がバックハンドプッシュしてネットに当たってオーバーミス。10-9で、フォア前へのサーブを初めてフォアクロスにフリックしたらエッジで入り、ようやく1-1のタイにもどすことができた。3ゲーム目はバックハンドでもフォアハンドでも相手のバックに集めて、レシーブはストップを多めにして、こちらが先手を取れるように戦った。エッジとネットが4本ぐらい私に出て、そのツキのおかげで先行逃げ切りでやっと勝つことができた。

結局、私のチームは2-3で敗れ、ダブルスの負けが悔やまれた。

最後の対戦相手、まじかるぱんだ、は以前に4部で対戦したことがあるチーム。ダブルスとシングルスで勝ち、楽勝かと思われたが、2-2となり、ラストの鈴木さんも1-1でハラハラもの。3-2で勝ち、チームは2位決定。東雄クラブとピンポンダッシュの試合も2-2のラストが1-1で、もしピンポンダッシュが勝てば三つ巴になって、私たちの九十九チームが勝率で1位になるチャンスがあった。これだからリーグ戦はしっかりと一本でも多く取っておくことが大切なのだ。結局、 東雄クラブ が勝ち切って、全勝で2部昇格。

私たち九十九チームは、3部の中堅チームになってきたようだ。

今日の試合で学んだことは、戦術の大切さ、サーブの引き出しが多いことで試合を変えるきっかけをつかめること。残念な再発見は、私のフォアドライブ、特にクロスへのドライブがものすごく球威にかけ、相手のカウンター攻撃に喰らわれる羊の抵抗のようなものであること。これから1週間、マスターズ予選に向けて、最後の仕上げにかかるぞ。