月別: 4月 2022

(新スポ連)全国卓球大会東京予選 チーム優勝しました!

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本日、武蔵野の森総合スポーツプラザにおいて、新スポ連の第58回全国卓球選手権大会(岡山ジップアリーナ開催)団体の東京予選会がありました。これまで50代で2回東京代表となり、団体では本戦で敗れています。個人は55歳以上で前回は初優勝することができました。60歳以上で初挑戦するはずだった今年2月の全国大会はコロナで中止。

今回の我が九十九チームは、いつもの高田くん、万沢さんに加えて、河島先輩が参加しての強力布陣となりました。全国で優勝を目指すという心意気で臨んだ東京予選です。

蓋を開けてみると、強いチームがすべて参加している予想をはるかに上回る盛況。予選も相当厳しい試合を覚悟することとなりました。予選は5チームの総当たり戦。私の九十九チームは、双葉クラブのベテラン強豪の具志堅さんとTeamBo-Yの早稲田大学とシチズン時計の白井大先輩のカットに敗れた2ポイントだけに抑えて、予選を一位通過、同時に東京代表を決めました。

1位トーナメントは、東京代表の中でのランキングを決める戦い。準決勝の相手は混成チーム。私の相手の赤羽さんとは初めての対戦。この年代には珍しいシェーク前陣でバックハンド・ドライブを振るスタイル。フォアでの私のドライブに対するカウンターが炸裂して、シーソーゲームになりました。お互いサーブからの展開での点の取り合い。相手のカウンタースマッシュを何本か拾って粘り、最後は回りこんでストレートへのレシーブドライブでやっと勝ち切りました。決勝は、松涛クラブ。何度も対戦している杉木さんに、3球目スマッシュとバックプッシュで1-1とされ、途中までオサレ気味の試合でした。サーブが効いて、こちらも3球目攻撃で逃げ切り。ラスト勝負となり、河島さんが、対戦相手の河原さんに0-2の2-6という苦しい瀬戸際に追い込まれてから驚異の挽回。それから3ゲーム連取の大逆転勝ちでチーム優勝を決めました。チームで勝つのは久しぶりで、うれしさもヒトシオですね。

外は雨。傘のない私は、体育館からダッシュでバーミヤンまで走って、皆で乾杯!!

クラブ選手権の予選会は、二週間後の5月14日。50代から64歳までのカテゴリーの上に、前回の全国優勝、準優勝、ベスト4のチームが予選から出てくるので、苦戦は必至。最近は、腰や肩(五十肩)腕を痛めて、年代別は自分との戦いという思いを強くしています。季節の変わり目でもあり、手とラケットに膨張感あり。これも卓球の醍醐味でしょう。

日本知的障がい者卓球連盟に対する裁判

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私、元日本知的障がい者卓球連盟コーチの田中敏裕と知的障がい卓球代表選手の帯同コーチで同連盟の正会員でもある岸本昇子氏は、東京地方裁判所において、名誉毀損、性的マイノリティ(LGBT)に対するジェンダーハラスメント、パワーハラスメント、業務妨害等の事由による損害賠償請求の訴訟を日本知的障がい者卓球連盟の複数の理事および連盟に対して起こしました。

これまでの主な経緯は、

日本スポーツ仲裁機構の仲裁判断について « Happiness via Ping Pong (happy-development.com)

これまでの経緯について « Happiness via Ping Pong (happy-development.com)

で説明したとおりです。

最終判断とされる日本スポーツ仲裁機構の仲裁判断は以下のとおりです。

主 文
本件 スポーツ仲裁パネルは次のとおり判断する。
1 被申立人が 2020年 7月 29日に行った、申立人を一般社団法本知的障がい者卓球連盟賞罰規程第 7条 1項(4)にいう指導の処分とするした決定を取り消す。
2 被申立人が 2020年 8月 23日に行った、申立人を被申立人における 2020年度のコ ーチとして任命しないとの決定を取り消す 。
3 仲裁申立料金 55,000円は、 被申立人 の負担と する。

このように全面的に私の申し立ての正しいことが認められました。にも関わらず、その3日後に、日本知的障がい者卓球連盟理事会は、私を連盟コーチとして非継続とする決定をくだし、私は正式に連盟より排除されることとなりました。その後に行われた社員総会においても、本件に関するメディア等への公開説明や私に対する謝罪を問う社員に対して、「必要はない」と回答し、私のコーチとしての資質に疑義を呈する発言もありました。当理事会は数年前の私の社員申請を却下しており、私には、総会に参加して弁明するすべもありません。日本スポーツ振興センターや再度スポーツ仲裁に訴える権利もなく、今回、東京地裁における訴訟にいたりました。

岸本昇子コーチは、当理事会の承認を受けた、一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟の女性正会員(社員)です。国際大会への参加登録の際にも、当連盟事務局を通じて女性として登録されています。にもかかわらず、連盟内の会議において”男性”であると見做され、”おかま”等と揶揄するなどの言動が理事にみられることに、深く心を痛めておられました。このような、性的マイノリティに対するハラスメントにあたる行為が許されるものではないことは、近年、日本社会にも浸透しており、スポーツ界においても基本原則であり、常識であるべきことでしょう。

知的障がい者卓球に夢を抱いて、ピンポンにいそしむ子供たちや家族が、差別や不利益を受けず、平等に公正で適切なケアやサポートを受けられる体制をつくることは、知的障がい者スポーツ関係者の真の願いであり、ノーマライゼーションに向けた日本社会の目標でもあります。そういうパラスポーツの世界へと小さくとも正しい一歩を踏み出すきっかけとなれば、ありがたい、と思います。

4月25日、東京地方裁判所8階803号法廷において、第一回口頭弁論が開かれました。

裁判長:成田晋司  裁判官:萩原孝基  裁判官:吉田怜美

原告訴訟代理人:大沼宗範

被告連盟訴訟代理人:安藤尚徳  長谷川佳英

被告 A, B, C, 訴訟代理人: 斉藤真代

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