全関東社会人大会、準優勝でした

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2月11日に全関東社会人大会の個人戦(ローシックスティ)に参加しました。

かなり練習は積んできました。決勝戦までとどいたことは、それなりに評価できると思います。

3回戦のカットの横山さんに1ゲームを先取され、3ゲーム目も5-7とリードされる展開からの逆転勝ち。3ゲーム試合は、精神的にかなり緊迫するもので、とにかく冷や汗をかくものですね。

準決勝で表攻撃の吉村さんと久々に対戦しました。2ゲーム目を9-6から逆転で取られて、0-2となり、精神的にかなり落ち込みました。4ゲーム目で3-7というスコアまで追い詰められたときは、相手の気迫に踏み潰されそうになったゴキブリにでもなった気分でした。表ソフトの選手では、去年の東京選手権大会で上海の呉選手に決勝戦で敗れています。その呉選手に、今年は負けていられらい、と自分に言い聞かせて練習してきたことを思い出しました。いまここで躓くわけにはいかないと、自分を奮い立たせる、にはどうしたらいいのか。そこで相手が呉選手だと思うことで、それまで受け身だった自分から、チャレンジャーとして積極的にプレーする気持ちが生まれてきました。そこからシーソーゲームを続けながらも逆転。ラストの5ゲーム目は、出足からリードして、それまでうまく出せなかったバックストレート(相手のフォア側)へのサービスエースもありました。リズムが崩れた吉村選手にロビングでも粘り得点につなげてやっとのことで決勝進出を決めました。

決勝は、以前大阪オープンの準決勝で対戦して1-3で敗れている華原選手です。華原選手は準々決勝で名選手の坂本さんに3-2で勝利しての決勝進出。昨年の東京選手権の50代で準優勝、大阪オープンの50代で優勝しており、60代では最強の実力者といえるでしょう。わたしは胸を借りる心構えでのぞみました。積極的な攻めに徹し、様子見のプレーだった華原さんを序盤からリードして1ゲームを先取。2ゲーム目は9-9からこちらにバックの打ち合いミスが出て取られる。3ゲーム目は中陣でも後陣でも回転のかかった重いボールでミスなく返球する華原さんを打ちあぐねて敗れる。4ゲーム目はとにかく3球目、4球目から回りこんで強打を重ねリード。9-8でカウンタースマッシュが決まったと思った瞬間、ラケットの角にあたって宙に高く浮いたボールがエッジとなり9-9とされる。サーブからの3球目を狙ったのだが、うまくフォア側にレシーブを外されてラリーに持ち込まれて失点。最後はフォア前サーブからバックをついたボールをバックハンドで打たれ、ネットをかすったボールを返球できずに試合終了となった。

ベンチコーチしてくれた松島くんが、よくやった、いい試合だったよ、と声をかけてくれる。今回3位だった山本(春)くんからの、田中さんのプレーを見ていい勉強になりました、という言葉がとてもありがたかった。

関東社会人では2度めの準優勝。かなりギリギリの試合を乗り越えて臨んだ決勝戦だったが、実力で及ばなかったという実感がのこる。自分の卓球の現状に対する、どこにも持っていきようのない(自分のことだから当たり前のことではあるが)やるせなさを感じる。3月の東京選手権までに、もっと這いずって、すこしでも前に進めるといいな。

(試合結果と華原さんとのツーショット)

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