【SHOTIMEに湧く世界・一喜一憂しない大谷翔平選手】
大谷翔平選手が、51HR 51盗塁、を成し遂げた。おめでとうございます!!
昨夜から今朝にかけて、日本国中そして米国中、そして世界のあちこちで、SHOHEI OTANI の名前が、その異形ともいえる偉業とともに、憧れと畏敬をこめてメディアや人々の心臓から津波のようにあふれ出ている。
パレスチナやレバノンで起こっているイスラエルによる血生臭い虐殺・戦闘行為や長期にわたるロシアによるウクライナ侵攻、温暖化にともなう異常気象のニュース、アメリカ大統領選挙や自民党の総裁選など、世界でも日本でも人間社会の将来にかかわる重い現実や、私たちの暮らしや将来の生活環境に影響を及ぼすニュースを目にする毎日の空気や気分が、今朝はすっかりSHOTIMEに乗っ取られている。
オリンピックとパラリンピックで自国の選手がメダルを獲得するたびに、各国ごとに一喜一憂していた世界の人々が、51HR51盗塁・6安打10打点を達成したSHOHEI OTANIには諸手を上げてその人間としての快挙を、同じ人間として祝福している。Greatest of All Time(GOAT)であることの証。スポーツには時として人間社会を、人々の心の世界をかえる力がある。
さて、このような偉業を達成した大谷翔平選手は以下のように試合後のインタビューに答えている。(スポーツニッポン新聞社より引用)
大谷は試合後、MLBネットワークに出演。球宴前に同番組に出演した際にWBC優勝がキャリアでの素晴らしい日だったと答えたことを振られると「同じくらいうれしいです。自分が良かったというのもありますし、チームがポストシーズンを決められたというのは僕の夢でもあったので、そこは凄いうれしいかなと思います」と答えた。また、50盗塁を決めた際に本塁打が残り2本だったことの心境を問われると「狙っていないですね。いい打席を送りたいと思っていたので、それがホームランを打てる一番の近道ではないのかなと思っていました」と心境を吐露した。また、ベッツやフリーマンが春季キャンプの時期に大谷をポストシーズンに連れて行きたいと話していたことを伝えられると「ムーキーも怪我もあって1回離脱したりとかいろいろありましたし、そこで打順も入れ替わっていたりする。1試合、1試合今もそうですけど、お互いの打席が作用し合うようにどれが一番いい打席なのかなとコミュニケーションを取りながら、チームのベストを探している状態です」と答えた。また、メジャー通算219勝を誇る元レッドソックスのペドロ・マルティネス氏から「コモ エスタ?(元気ですか?」とスペイン語で挨拶されると、大谷は「ムイ ビエン(元気です)」とスペイン語で即答。さらにポストシーズンに向けて課している目標を問われると「節目で50―50はありましたけど、1試合1試合ここからチームとして大事なので、首位で地区優勝できるというのが一番のポイント。それが僕にとって一番大きいことではあるので、そこを目指してやりたいと思います」と話した。
大谷翔平 史上初「50―50」はWBC優勝と同等「同じくらいうれしい。ポストシーズンは僕の夢だった」 (msn.com)