「チームひな」が世界最大最強の「卓球中国」に劇的な勝利。卓球界に新しいフロンティアが拓けるのか?

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 昨夜の世界卓球選手権大会(於:ダーバン、南アフリカ)の女子シングルス準々決勝で、早田ひな選手が、世界3位の王芸迪選手(中国)を4―3で破った。カウントは、4-11/11-3/11-9/6-11/11-9/8-11/21-19。

 特に、ファイナルセット、8-10から9回のマッチポイントをはねかえしての21-19の勝利は、卓球の歴史と見る者の心にのこるファンタスティックでエキサイティングなドラマだった。

 早田ひな選手はインタビューに答えてこう述べている。

 「中国(選手)の壁を超えるために、チームひなの皆さんに支えてもらってきたので、この大舞台で勝つことができて嬉しいです。」

 個人競技であるテニス、陸上等のオリ・パラスポーツで、世界を目指す選手をサポートするボランティアも含めたチームが形成されることがある。プロスポーツで経済的にゆとりのある選手なら自分のチームを作ることもできるが、卓球のようにプロとして自立することすら大変な競技では、世界チャンピオンを目指せるようなチームを個人がつくることは、かなりの困難であり不可能に近いことだろう。ましてや、さまざまな国際大会への参加申請すら、テニスのように世界ランキング選手の自由意志で決められるわけではなく、日本(各国)の卓球協会にコントロールされているわけだから、大会へ向けた調整すら自分ではスケジュールを決められない。

 卓球中国は言わずとしれた中央集権型の巨大卓球企業であり、周恩来首相のお声掛りで中国の建国期から始められたもっとも長い国家プロジェクトである。当然のことながら、卓球中国は世界最大の市場である中国国内のモノポリーを有し、世界においても裾野からトップまでの最大の卓球消費者を抱える寡占企業である。世界チャンピオンレベルの選手層において、ほぼ独占状態を数十年にわたり続けている信じ難いパフォーマンスを誇っている。現代にいたっても企業努力を怠らず、その地位も強まるばかりである。

 スポーツ界においては、個人の努力と栄光を称える風潮が主流であり、国家は表面にでないことが基本となっている。「政治とスポーツは別もの」であるべきもの。ただ国家がスポーツを支援することは称賛されることであり、スポーツが国民を鼓舞することや経済効果をあげることも大切な役割であると考えられる。卓球中国はその一つの典型なのだろう。

 さて「チームひな」という小さな個人グループ(企業ですらない)を母体とする早田ひな選手が、卓球中国のチャンピオン軍団のトップメンバーを世界卓球選手権大会という世界最高の花形舞台で撃破するという歴史的な快挙を成し遂げた。この意義は決して小さなものではないだろう。世界の先端技術において、個人のグループがGAFAに勝利したようなものなのか。スポーツではレベルプレイイングフィールド(level playinng field)と言って「同じ条件、同じ土俵」で戦うことが保障されている。経済の市場原理は実はそうではない。かといって、スポーツの勝負は、そもそも土俵にあがる前についていることも、実力差のある選手の試合を見れば明らかなことである。アマチュア相撲のチャンピオンを大相撲の力士と対戦させても結果は見えている。

 今後、チームひな、のような個人グループが世界最大最強の卓球中国企業に勝つような現象が起こるとしたら、これは卓球界における歴史的、コペルニクス的転換と言っていいだろう。個人のチームが国家企業に優っている点があるとすれば、個人の特徴、性格、コンディションに合わせた調整ができることだろう。また、選手一人にかける費用という点では、一企業でも支えられる程度のものだろう。大谷翔平選手クラスでも、彼個人にかけられた費用はリーズナブルなレベルだと思われる。

 それでも、国際大会という主戦場でプレーするには、「卓球日本」という中小企業のサポートが不可欠である。今のところ、そのサポートは「卓球中国」と比較してあまりにも貧相である印象は否めない。おそらく、選手自身が一番それを痛感しているのではないだろうか。

 「チームひな」や「張本ファミリー」が、「卓球中国」という世界を牛耳る国家企業に対抗して、新しい卓球界の歴史とフロンティアを拓く契機とならんことを、祈り、むちゃくちゃ応援したいと思う。

新スポ連/全国卓球選手権大会 で二冠達成(初の団体優勝と二回目の個人優勝)

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新スポ連の第58回全国卓球選手権大会 (岡山)で初の団体優勝(60代)を成し遂げることができました。個人戦でも優勝。二冠というのは初めての体験、やはりチームで勝つというのは喜びも元気もお酒の量も倍増しますね。チームリーダーの河島さん、ダブルスパートナーの万沢さん、今回参戦できなかった高田くん、そして応援してくださった九十九チームのみなさん、あたたかく迎えてくれた岡山のみなさん、ありがとうございました。優勝の賞品、きびだんご30個を2箱いただきました。

For the first time, we won the Gold Medal (60’s) in the team event at the JNSF 58th National Table Tennis Championship & I was fortunate to get another Gold Medal (60L) in Men’s Singles.

It was held in Okayama Prefecture, central west part of Japan, one of my best friend, Mr Tachibana, who won the bronz medal both in the team and Men’s singles events, brought me to Okayama castle and the very famous Japanese garden, Kourakuen (後楽園)for sightseeing. As we have learnt to live with Covid, there were many tourists from various parts of the world. You all are most welcome to visit Japan. We are now in the spring, let’s enjoy ping pong, food and drink together.

東京卓球選手権大会、上海からの友人、呉四海さんが優勝、私は準優勝でした。

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東京卓球選手権大会、上海からの友人、呉四海さんが優勝、私は準優勝でした。

Silver at the Tokyo Table Tennis Open Tournament

It was four years back I won the game with Mr Wu (呉四海) from Shanghai, China in this tournament, then lost. We promised to play at the final in the next tournament. After four years (we become 60’s), today, due to Covid, we finally played at the final of Tokyo Open. This time, Mr Wu won the championship by 3-2. It was hard to reach the final, and the final was even tougher. At the end, we all won the friendship. Isn’t it NICE!?

4年前の東京選手権大会のときに4回戦で呉四海さんと対戦して大熱戦で勝ちました。私は優勝を目指していたのですがベスト8止まり。呉さんと、次の大会では決勝で会おうと約束しました。コロナ禍で久々の東京選手権、60代になった二人は再会して、決勝で会う約束を果たしました。今回は、裏面にイボ高を貼り、多彩な裏面サーブとイボ高と表ラバーをくるくる回して前陣速攻する呉四海さんの戦法に合わせきれず、3-2で呉四海さんが優勝。おかげで上海卓球協会の副会長という呉さんに上海に招待されました。卓球が結ぶ友情に国境はないですね。

みなさん、応援ありがとうございました。これからも精進いたします。

卓球王国で私のインタビューを掲載していただきました。【マスターズ王者・田中敏裕は元国連職員。「マスターズ優勝は自分の人生のジャンプ台」】

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2月21日発売の「卓球王国 4月号」に私のインタビュー記事が掲載されました。Another Storyということで、めずらしく4頁にわたる卓球の技術ではない人生航路の話になっています。卓球王国を始めた発行人である今野さんと、これまでの卓球や人生談義でもりあがって、卓球と国際協力への思いを、熱くまとめていただきました。卓球のメジャーな雑誌に登場させていただくのは、人生の中でも初めてのことで、身に余る光栄です。みなさまのご声援やご協力に感謝いたします。唯一の卓球雑誌である「卓球王国」の今月号をご購読いただけるとありがたいと思います。

2月21日はブータン5代国王の誕生日で、ブータンやチベットの新年Losarでもあります。幸福量が一気に増大する日ですね。

みなさん、ハッピーな新年をおすごしください!!

On the happy birthday of Bhutan’s 5th King, 21 Feb, Japan’s popular magazine “World Table Tennis (卓球王国)” published my interview article in their 4/2023 edition. The 4 pages’ article is a recognition of my consecutive championships in the All Japan Masters, and is a big encouragement for continuing my ping pong life for increased happiness in our society. I thank Mr. Imano (今野) the editor and my friends for your always cheering me up.

& Happy Losar, the year of Water Rabbit, to the people of Bhutan.

マスターズ王者・田中敏裕は元国連職員。「マスターズ優勝は自分の人生のジャンプ台」

https://world-tt.com/blog/news/archives/69713

Thailand Open Masters Games 久しぶりの国際卓球交流・タイオープンマスターズ初参加・初優勝

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Wonderful friendship and championships at the Thailand Open Masters Games!! スポーツを通した国際交流はいいですね!!

“We are the champions” in the team event of men 60’s, and I also got the gold medal in the men’s singles in the same category. At the final match of the team event, I was the last player losing by 0-2 games. People in the hall was excited and cheering up the Thai player who was about to defeat a Japanese opponent. It was a matter of a pure luck that a tide of the game changed. My coming back to get 3 consecutive games brought a champion trophy of men’s team event to Japan team. There is a short movie of the game and prize award ceremony of our game below (in the middle of the movie at aroung 5:00 min)

Similarly, the goddess of victory kissed my racket in the thrilling games of 3-2 with Hong Kong player and the final with our team mate, Tachibana, in the men’s singles.

With or without a trophy, it was a wonderful moment of life that has brought instantaneous and natural friendships among players from different corners of Asia including Thai, Hong Kong, Myanmar, India, Nepal, Pakistan, Korea, China and Japan.

I would like to express our heartfelt thanks to our Thai friends, particularly, Van-san and Charlie san, as well as the organizers of Thai TT Association for their love to sports and extraordinary hospitality. Last but not least, my sincere appreciation goes to Kahara (華原)san for leading us, and Nishida (西田) and Tachibana(立花)kun for their great company. We all are looking forward to the next gathering of table tennis friends without border.

2022年全日本マスターズ(ローシックスティ)の部、二連覇成る!!

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今年の全日本マスターズは、昨年のチャンピオンということで第1シードで参戦。身に余る光栄だ。FIでいうところのポールポジション。しかし組み合わせがよくなるというわけでもない。ぶち込みでかなりの強豪選手と最初からぶちあたる。

初日は、2回戦と3回戦を勝ち残れば良い。2回戦の相手は、地元岡山の渡辺均選手。右ペンドラで裏面ドライブも使うマスターズでもベスト4に入ったことのある強者。コロナで地元応援団がいないのが救いか。手の内がわからないうちに、ロングサーブから撃ちまくる展開で、1ゲーム目を先取。2ゲーム目は、裏面ドライブ攻撃をされてボールに合わず、こちらが慌てる。フォア前サーブと長いサーブのコンビネーションで切り抜ける。3ゲーム目、大きなラリーでバック裏面のカウンタードライブで逆襲されたり、見どころ豊富な展開。なんとか勝ちきった。

3回戦は6段の栗原万実選手、右ペン表。好々爺の雰囲気で実はすごいファイトマン。私のドライブをすべて前陣で封じ、1ゲーム目を簡単に落とす、真っ青な出足。2ゲーム目はフォアへのロングサーブを混ぜて、相手を動かして崩す。3ゲーム目は栗原選手の3球目攻撃やブロックが冴えて大接戦、これを取ったのが、勝負の分かれ目だった。

階段落ちの足腰の痛み。練習などのやりすぎか、、、右腕の痛みとしびれが続いていて、攻撃したボールに伸びがない状況。夕食は、同期の西田くん、立花くん、平山くん、大阪のチーム仲間らと会食。体調を整えるため早めにホテルで休む。

二日目の最終日、朝7時から西田くんの車で、立花くんの練習場まで連れて行ってもらい、30分ほどいっしょに汗を流す。3人ともランク決定の試合が午前9時から始まる。

私の対戦相手は、茨城の河本雅史選手。右ペンイボ高で裏面に裏ソフトを貼り、裏面ドライブする器用な戦型。1ゲーム目、ロングサーブをフォアでもバックでもうまくいなされて、そのナックルボールを攻撃しようとしても入らない。あれよあれよ、打っても入らないまま1ゲーム目を失う。ベンチコーチの高田くんも、「お前はどうしたい?」とアドバイスにすら困る危機的状況。とにかく必死で返球し、攻撃を入れるしかない。ボールが走らず、かなりブロックされ、しかも裏面ドライブを何度も打たれて、ゆるいながらも目まぐるしい展開。ガマンで拾って、勝ちを拾う。精神的なプレッシャーと、ボールを拾う身体的な労力と、忍耐の泥沼から這い上がって、まずはベスト8のランキング獲得を果たす。

準々決勝は、お馴染みの顔、東京の河合秀二選手。右ペンドライブ・前陣攻守の技巧派。同じ東京でも初めての対戦。1ゲーム目はサーブからの攻撃がうまくいって先取。しかし、上から横切りするようなバックプッシュと早い切れたツッツキ、そしてクロスへの落差の大きドライブで、2ゲーム目を取られる。3ゲーム目の接戦が山。9-9からレシーブをバックプッシュして連取。4ゲーム目は8-10からの挽回勝ち。フォアにふられたボールに対して、右腕がうまく振れなくてドライブ攻撃が決められず、際どい勝負となった。

準決勝は、熊本の堀川好実選手。右シェーク裏裏の本格的な両ハンド攻撃型。バック技術が多彩で、バックバックで押されるのはこれが初めて。フォアドライブも勢いがある。背が高く、とにかくフォアへの飛びつくカバー(守備)範囲が広い。10-8のリードで勝ち切るはずだったが、うまくドライブをブロックされて10-10とされて、逆転負け。これが契機となって、どんどん打たれて、2ゲーム目も落とす、もうあとがない最悪の展開。バックハンドドライブもうまくて、攻撃する場所もサーブする場所もない。「ミドルを狙え」という高田くんの指示。サーブを短く出すとこれは丁寧に返されて攻撃につなげられる。リードしかけるのだが、エッジやネットボールで追いつかれる精神的にタフな展開。結局8-10となり、相手のサーブ。ここでタイムを取る。「どうしようか」「あと一本で終わりか」「まだあきらめるな」「思い切っていくしかない」さっき、私が空振りしたバックへのロングサーブに狙いを定める。よし、ズッコーン。きれいにバッククロスへの強ドライブでレシーブエース、9-10。次も思い切るぞ。バックのサイドを切る横下ロングサーブがくる、いいサーブだが、これは、横切りプッシュしかない。ミドルに突き刺さり、レシーブが決まる、10-10。サーブはフォア前で三球目ドライブが決まる、11-10。レシーブを打ち12-10と挽回勝ち。4ゲーム目は、右腕がかなり振れるような体調が戻ってきた。粘りと攻撃で11-8で取る。5ゲーム目は流れが完全にこちらにきて大差で切り抜けた。放心状態、まだ負けてない。次の試合が待っている。

決勝は、西田くんに勝った西家功選手、典型的な右ペンドラ。ずっとマスターズで活躍している名選手。今回は花木さんにも勝って決勝進出で調子がいいに違いない。サーブはバックサーブでフォア前とバッククロスに出す。丁寧に出してくれるので、逆をつかれたりすることはほぼない。出れば打ち、でなければストップか払う感じ。バッククロスへのドライブがシュートして無茶早く威力がある。私のロングサーブからの展開がうまくいき、西家さんのサーブからの展開を崩せたことから、ポイントを常にリードするパターンとなり、精神的にも波的にも優勢を保つことができた。途中からフォアサーブに切り換えたが、これもバック対バックで私の優位が変わらず、攻めきることができ、勝利。

二連覇できたというより、負けずになんとか、大会を終えられたというのが実感。

今大会で前大会と違うのは、九十九チームから6人もマスターズ代表選手がでて、そのうち3人がランクに入ったこと。大阪の仲間も応援してくれて、西田くんや立花くん、井上くんといった同期の仲間の協力や支援があったこと。持つべきものは友、仲間、気持ちの和である。ベンチコーチの高田くんは、24時間態勢で私の面倒をみてくれた。協会や主催者、審判団の方々からも温かいサポートをいただいた。心より感謝、感謝、感謝です。

いろいろなドラマがありますね。これからも精進します。ありがとうございました。

第36回大阪マスターズ(50代) 準決勝に辿り着く!

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昨年、なぜか第一シードで決勝まで到達し、名選手 坂本憲一さんに1ー3で打ち負かされた、大阪マスターズに今年も参戦しました。前回は、全日本マスターズのあとで開催されたのですが、今回は、全日本マスターズ(岡山)が12月2-5日と遅れて開催されたため、一週間前の前哨戦となり、60代の強豪選手が50代に多く参戦していました。60代では友人で同期の立花尚人さんが初優勝!! おめでどうございます。

私は、第二シードでしかも2回戦からの登場となり、午後1時半に最初の試合をしてから、あとは勝ち抜けば試合が目白押しとなりました。相手の選手の試合を観戦できるのも2ー3回戦までで、あとは、もう誰が対戦相手かもよくわからず初見の対戦ですね。

2回戦は齊選手YG的な巻き込みサーブがうまい選手。サーブ+三球目で打ち勝つ。3回戦は田坂選手、右ペンでフォアドライブもショートもうまい。2ゲーム目からフォア前サーブをうまく返球できずに大苦戦。1-1とされ、3ゲーム目も4-8でリードされ、展開的にも精神的に苦しい状況。フォア前サーブが少しでるところをドライブし、少しずつ挽回。9-9、10-10となり、粘りで逆転。4ゲーム目も競ったがなんとか入れ込んで勝ちを拾った。

4回戦は村上充さん、右中ペンの本格的なドライブマン。ほっそりと背が高く、手足も長いファイトマン。戦術的には、こちらが前について打ち合い、相手を揺さぶる形で有利な展開なのだが、50代とは思えぬフットワークのよさと後陣からの引き合いの強さで、幾度も渾身のスマッシュを弾き返される。村上さんのバックハンドも入り始めて、3ゲーム目を落とした。とにかくよくフォアに飛びつき、バックもロビングで粘る。打たされすぎた感もあるが、なんとか打ち勝って3-1の勝利。

準々決勝は、同じく東京から参戦の新50代、有間博幸さん。有間さんとは、鎌倉で練習したことがある。腰痛でフットワークが悪かったとはいえ、そのときはひたすら打たれまくって完敗。有間さんは、バックカットを多用するフォアドライブ主戦型である。最近は、右腕にここ数年の筋肉疲労が出ていて、あまりカット打ちを続ける自信はなかった。とにかく、レシーブからすべて打っていくつもりで、ガンガンといく。6-2とリード。しかしサーブミスから追いつかれる展開となり。しゃがみ込みの変化サーブをレシーブできずに10-9まで迫られる。万事窮すと思って構えると、ここで有間さんがサーブミスで1ゲーム目をギフト。これが勝負の境目だったかも。2-3ゲームもサーブとシュートドライブが取れず挽回されそうになったが、とにかく、レシーブで打っていく姿勢が功を奏してストレートで準決勝進出を決めることができた。

準決勝は、前々回の全日本マスターズ50代チャンピオンの華原張さん。東京キングコングの中国帰化選手である。右中ペン裏裏。両面Dignics05を使っている。ラケットも180g近くあるそうだ。痩せて見えるが、足も腕も胸も筋肉モリモリのむっちゃ鍛えているスーパーオッサンである。初対戦で、胸を借りるつもりでぶつかろうー。(こちらの右腕の付け根はかなり痛みを発していて、湿布をはりまくって試合にのぞむ。こういうときにテーピングできるといいのだろうね。)

1ゲーム目はとにかくミスの少ない華原さんに対し、やや焦って、5-9とリードされる。ここから攻撃が入りだして、波が動く。10-10となったときは、こっちにチャンスが来たと、うち続け、なんと12-10の逆転勝ち。2ゲーム目も流れが来ていたが、華原さんの巻き込みサーブを浮かせてしまい、3球目で決められる。こちらの攻撃は必ず何本か止められるため、ポイントするのが大変。とにかく、バックハンドでスマッシュはしないのだが、回転を加えてクロスに深く返してくる、フォアに揺さぶっても、フォアの飛びつきは慣れたもの。バックをついても楽に返球。全力のエースボールを打つしかポイントできる可能性が生まれない。まあレベルが高くなればそういうものだ。1-2で迎えた第4ゲーム、10-10からの長いバックプッシュとフォアドライブの応酬からカウンタードライブをオーバーミス。最後はネットインのボールをドライブで攻撃したが返球されたボールをプッシュでオーバーミスして大阪マスターズ終了。

華原さんは、そのあとの、坂本さんとの決勝を制して、初優勝を飾った。坂本さんは、いくつになってもレベルの高さを維持しているスーパーレジェンド。その域に達せずとも、感じれるだけでも収穫ですね。

準決勝までたどりつけたのは十分な成果。試合の勝負勘を持つことができたことも、今週末の全日本マスターズに向けていい前哨戦となった。右腕の脇、胸筋あたりがかなり痛んでおり、ドライブを打つ時にキリキリとくるため、しばらく休養が必要。マスターズの戦いは自分の体調との戦いの部分が大きい。

実は、試合前日に、階段をX段ほど飛び落ちるという大怪我寸前の事態に遭遇。運良くおしりと太ももの打撲とミミズ腫れ、突き指ぐらいで済んだ。とはいえ、この歳になると、いつどこでつまらぬ怪我や病気をするかもしれず、みなさまの無病息災を祈願しております。

全日本マスターズ二連覇を目指して、ガンバろー!!

ブータン王国のソナム・ディチェン・ワンチュク王女の来日(Blue Planet Prizeを4代国王が受賞)

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Attended a commemorative lecture delivered by Princess Sonam Dechen Wangchuck on behalf of the Fourth King of Bhutan as the 4th King has received Blue Planet Prize 2022. Crown Prince Akishino and Crown Princess Kiko were also at the occasion. I was very happy (high GNH) and most grateful for having an opportunity to be recognized by the Princess Sonam Dechen Wangchuck at this important event. I have reaffirmed my intention to visit Bhutan soonest possible. During her official visit to Japan, the Princess attended the State Funeral of the former prime minister and met with the Prime Minister of Japan.

久しぶりにスーツを着ました。日本を公式訪問されているブータン王国のソナム・ディチェン・ワンチュック王女が、地球環境の保全に関するブループラネット賞の受賞者であるブータン4代国王の御名代として講演される会に出席するためです。秋篠宮殿下と紀子様もご臨席されており、ブータン王家との親交の深さが窺われました。なんとか王女様にご挨拶したいと思い、最初の質問に立ち上がった私のことを王女様も覚えていてくれて、講演のあとで、お話することができ、感激でした。またブータンを訪問することを約束しました。今日の幸福度は満点です。ブータンのGNH効果ですね。

下記の記事と写真は、「New My Royal」Japanese Crown Prince family hosted Bhutan’s Princess Sonam Dechan (newmyroyals.com)からのものです。

勝負の不思議(全日本卓球クラブ選手権大会)

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「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という格言がある。どちらかというと負けたときに思い出す言葉である。4年ぶりのこのクラブチーム最高峰を争う大会は、卓球仲間がもっとも楽しみにしている大会である。私の九十九チームは東京の激戦を勝ち抜いて、金沢市で開催された本大会に参加した。私たちは、第3シードの福岡のアカシアのブロックに入る。

最初の試合が、長野の須坂卓翔会。練習もなく試合になるため、調子が読めない。昨日の多球練習でダブルスのレシーブ練習をやりこんだためか、右上腕の筋が固くなっている。サーブが出せない。ダブルスでは、レシーブもサーブもうまくいかず、ゲームオール3-7で崖っぷちの状態。河島さんのレシーブとサーブに救われ、逆転勝ち。椋くんが勝って、2-0としたところで、ダブルスでサーブに苦しめられた左ペンの青木選手と対決。まず、最初に私のサーブミスで始まる。レシーブもやはりできない。サーブが出せないため、リズムに乗れず、8-10でサーブから挽回と思ったが、やはりサーブミスして1ゲームを落とす。2ゲーム目は、フォア前へのアップサーブをどうしてもオーバーミスして、一度も返球できないままでゲームを落としてしまった。青木選手はバックプッシュやスマッシュをしっかり入れてきていい形ができていた。こんなに自分の試合の形がつくれないまま負けてしまうという経験は、初めてののマスターズ予選で何もできないまま0-3で負けて以来かな。

持ってきた低周波マッサージ器で右腕に刺激を与えながら、足を動かして、トイレに行って、次のダントツに強いと聞いているアカシア戦に備える。

約1時間後、コートに入ってから、体調がかなり良くなったと感じる。手も足も動きそうだ。一発目から回り込み三球目ドライブを決める。よし、動くぞ。サーブ、レシーブは無難にいく。攻撃が入るようになったのはいいのだが、相手の緒方・向山組は、背が高く威圧感抜群。とにかく、ミスが少なくボールに合わせるのがうまい。緒方選手は中国からの帰化選手とのことで、粘着ラバーでストップがうまく、切れている。スマッシュを打っても、強い山なりのドライブで返球されて、逆にポイントを取られ、勝機をつかみきれない。結局競っても0-2で負け、非常に苦しい展開。頼みの二番手の椋くんが、1ゲーム目リードしてゲームポイントを握るも勝ちきれず、ジュースを重ねた末に粘り負け。そのまま勢いにのれずに0-2とされる。

三番目の私の相手は、アカシアのエースの緒方選手。見るからに強そうで、実際はもっと強い。相手は最初の試合だから、とにかく前半で飛ばすしかない。ロングサーブから三球目を決めて、前半4-0、7-3とリードするも。とにかく、ドライブがうなるような回転とスピードで、目にも留まらぬというのは、このことなんだな、と実感。ボールにふれることもできない。あれよあれよと9-9。とにかく食らいつくしかない。フォアにプッシュでもしようものならフォアドライブがこちらの台に突き刺さる。バックハンドのほうがずっとましだと、バッククロスにボールを集め、ドライブ攻撃だけはバックとフォアに散らす。とにかくレシーブも全て回り込みドライブで食らいつき、11-10。ここで初めてフォア前にっ短いサーブを出すとバックに払ってきた。これをプッシュしたボールが変化して、ミスを誘う。どうしても必要だった1ゲーム先取。

2ゲーム目は実力差であっさりと負ける。

さて勝負の3ゲーム目。レシーブを回り込んでドライブし続け、サーブからの3球目で3-3。バッククロスのラリーから高いドライブを抑えてカウンター気味に返球。粘り勝ちで5-3でチェンジコート。後ろからのバックストレートのドライブには手をだすことができて運良くフォアクロスギリギリにポトリと入る、7-3。私のアップ系のロングサーブが効いて、レシーブミスを誘い、9-3。それでも逃げ切る自信があるわけではない。私のバッククロスのドライブを見事なカウンターブロックで返され10-5。ここで私のバックプッシュがネット気味に入って、チーム仲間からみても思いがけない勝利が転がり込んできた。

「不思議な勝ち」だった。こういう勝ち方は、団体戦で発生することが多いように思う。園田監督や河島先輩が、勝てる(可能性がある)と応援しつづけてくれたことが大きい。これでいいのかと、迷うことなく、ボールに食らいつくことができた。河島先輩に、よくあのサーブを回り込めたな、と言われ。その原因を考えてみた。最近、回り込みの練習を増やしていたこともあるが。ラリーに強い中国選手に共通することかもしれないが、緒方さんは、とにかくサーブ・レシーブをしっかり出してミスしないようにしている。サーブのタイミングやボールのあげ方、ラケットで打つ位置とかを変えて、相手のスキを突いたり、意表をついたり、することがないので、こちらもレシーブで足を動かすタイミングをあわせることができたことが大きいように思う。横綱相撲の緒方選手に対し、こちらはゲリラ戦法で撹乱して、3ゲームマッチという短期決戦において、不思議な勝ちにつなげることができたのだろう。とてもいい勉強をさせていただいた。どうもありがとうございます。

団体戦の結果は、河島先輩が向山選手に敗れ、1-3で、予選通過、ベスト8ならず。無念のクラブ選手権大会となった。5番手の佐藤(サトケン)さんは結局、金沢まで来て、一球もボールに触ることもなく大会終了。これも寂しい珍記録となった。せめて、大会の朝ぐらい練習させてもらいたいものだ。コロナという理由があるとはいえ、アスリートファーストとは言えない状況が続いている。選手としては、毎日の練習以外でも、大会前日、当日を含めた練習場所の獲得を考えなければ、ベストの状態はつくれない。

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」(松浦静山:江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主、剣術の達人 / 1760~1841)

Transforming Nepal through Sports (ネパールをパラスポーツで変革しよう)

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Heartfelt message from Nepal !! for the table tennis materials donated to support a wonderful initiative of Transforming Nepal through Para-Sports by Inclusive Sport Club.

ネパールのみなさんからの感謝のメッセージです。「パラスポーツでみんなが幸せな社会をネパールで実現しよう」というキャンペーンを支援させていただきました。皆さん、ご協力ありがとうございます。